2010年Aya作 |
このお花のトルソーはAyaさんがロンドン芸術大学の大学院を受験するのに、制作したものだ。
彼女はもともと芸術とは全く縁のない生活をしていた。なのに…
何がどうなって芸術学部???
それもロンドンの受験には日本の大学での卒業制作を提出せよと…
Ayaさんは日本では森林資源学科という農学系の勉強をしていて、それも卒論は菌!!
人に見せられるような作品なんて、生まれてこのかた1度たりとも作った事なし!!
この娘はいったい何を考えとるんや〜???
だいたい大学院たるところは学位を持っていくところなのでは???
「Mom!Ayaてなにか今迄芸術的な事ってしたことあったっけ?」と、聞かれたな〜
ピアノを趣味的には習っていたが、音楽でない芸術ね〜??
しいて言えば偶然私が習っているアレンジメントフラワーの教室にAyaさんも通い、フラワー装飾技能検定3級を取得してた。
先生にお願いして、花を使った作品をそれから作る事に!
その先生の技と知恵は本当に素晴らしいものでした。
毎日毎日先生のところに通い、アドバイスを頂きながらの製作。
短時間でAyaさんの構想を実現させて下さった。
ロンドン芸術大学の先生から面接の為の電話がかかってきたときに、君のあの花のトルソーは素晴らしい!と、絶賛された。
花の街ロンドンの大学にたまたまやっていたフラワーアレンジがうけたのだろう。
人生の中で何が役にたつか分からない物だと、つくづく感じたのでした。
あれから、2年。
バラの花や多肉植物で賑わっていたトルソー。
トルソーが1つの街のようだったのに…
夏の日差し、冬の霜など厳しい環境に今となっては中の骨組みが露出してしまい。
そこに宿っていた幾つかの命はとけて流れて行ってしまっている。
植えてもない新しい植物が芽吹いていたりして、この環境に合った子達が繁殖するんだな〜。
今やこのトルソーは我が家の庭にはなくてはならない存在だ。
少し手直しをする事にした。
つるバラをトルソーに中には植え込まずトルソーの足下に植え、下から巻き付けた。
そして流れ出た土を入れ込み、回りをグリーンモスで覆って骨を隠す。
いつの間にかトルソーから脱走している足下の多肉植物も再びトルソーに植え込んだ。
気づくとこんなに暗くなってる |
朝撮った写真 |
花が咲いたらきっとバラのドレスに変身するだろう。
こんな季節の移植はバラにとってはよくないのですが…
どうか育ちますように…
アケビのつるも這わせてみたいな〜
まだまだいろいろ加えていきたい!
Ayaさんは今年ディプローマを終了し、MAに進む為にまた受験をするそうです^^;
わお〜幾つ迄学生を続けるのでしょうか?
遠く離れた地に1人で頑張って根付いている娘の成長を願って止まない母はこのトルソーを大切に大切に思うのでした〜。
8 件のコメント:
子供達の夢に乗っかって世界を広げさせていただきま~~~す!!^^
素敵!!かもみーこさんの作品も芸術!!です!!
oggi
え~っ、これあったぁ?
今年のことではない?
oggiさんへ
芸術^^;
お恥ずかしい〜
今も庭の草抜きーー;
毎日毎日土いじり〜♡
今日は暑かった〜
もたいさんへ
あった!あった!
もう2年はあります!!
でもトルソーには見えない状態でした^^;
薔薇のドレス!
わ~いいなぁ~。素敵ですね。
コツコツと夢に向かって進むお嬢さんと、優しく見守るお母さん。
ホント、素晴らしい。
今度、拝見させてください!
しぶさんへ
是非是非見に来て〜!!
もう少し手を加えてみるからさぁ〜
優しく見守るというか、自分の頭のハエを追うのが大変で…
娘は娘でよろしくやって!!って感じ^^;
今やママと彩の作品になったのね♪♬♪♬
hope I can be a big girl!!!!
受かる事を願って。。。
earlybirdさんへ
はい!そうね〜♡
今はもっとグリーンモスを乗せて、後ろ側にはスイカズラを植えました。
アケビを探しにいってきま〜す。
受かるといいね!^^/
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