喫茶 悠

梅雨の晴れ間にサイクリング。

今年の梅雨はいつもに比べて涼しくて過ごし易い。
そんな天気に誘われて、またまた実野里ローズガーデンへ…

いつもの様に、帽子をかぶりスカーフを巻いて日焼け防止対策バッチリに！
そして氷を入れた水筒に冷たいお水を入れて向かうは菖蒲町。

見沼用水路にそって、利根大堰まで続くサイクリングロード。
いつも行きはヨイヨイ帰りは怖いのです。
？？？
そう行きは追い風。
帰りは向かい風なんだな〜。

そして今回も…

風が気持ちいいこんな日のサイクリングは体にも優しい程度の運動！有酸素運動！

丁度疲れが出る頃に出くわす、古民家風のカフェ。
ここにこのカフェがあるのはもう十数年前から知っていた。
…が、なんたってサイクリング中なので汗だくでとても中に入れない。

いつも横目で見て過ぎて行くのですが…
今回は涼しいし花曇りだったので、汗もかいていなかった〜

初めて踏み込んだ、こんなお店。

古民家風のお店

こんなテーブル

一枚板のテーブル。
趣があるなぁ〜！

厨房

窓の外の風景

外でのお茶も美味しいだろうなぁ〜

漆喰にこの梁！

出て来たものが…

えっ？？
私が頼んだのは、グレープフル−ツジュース＆黒蜜ロールケーキ
ご主人様はコーヒー
たったそれだけなのに…

この品数はなんだぁ？？？？？？？？？
オーナーさんの顔をじーっと見ると、笑って
「マスターのサービス」って…
注文以外にメロン、グレープフルーツ、バナナ、松前漬け、お新香、ごま油の大根和え…

な？？なんでぇ？
お店に入るまでにお庭のあちこちを見て、写真撮ったりしていて、お店に入るまでに時間がかかったね！
それが原因。。ですって。

今までいろんな人に迷惑をかけたりして生きて来て、今自分に出来ること、それが今のお仕事だそうで、マスターのその福の神の様な笑い顔に癒され、このお家の素晴らしさ、風の涼しさ、軽井沢に匹敵するこんな空間を生み出せるのは、オーナーさんの人間性なのでしょうね…

本当においしい

ご飯食べたばかりなのに別腹

器もステキ

天井

店の奥

お庭のベンチ

お勘定の時にこのオーナーさんが言いました。

君は今人生のどの辺りにいるのか　君に与えられた何年かが過ぎ何日かが過ぎたが、君は今どの辺りまできているのだろう。

　　　　　　　　　　　　　　マルチン　ブーバー


こんな詩を教えてくれた。

そして、「あなたは今人生のどの辺りにいますか？ 」と、聞かれた。

私は人生のどの辺りにいるのだろうか…

改めて考えさせられた、サイクリングとなったのでありました。

ちょっぴり哲学的な1日となったのでありました。