2012年5月18日金曜日

手紙

こんな情報社会の中でPCを使う生活が当たり前になっている私。
PCを使えばロンドンにいるAyaさんとも、台湾にいるKunちゃんともチャットもテレビ電話もできる。(skype)
それも無料…

家の電話を使う事は殆どなく、かかってくる電話にだけ固定電話を握る。なので KDDIの料金はモデム代くらいなものだ。
用がある時に使うのはPCのメールであったり、携帯のメールであったり。
実家の母にだって携帯のメールでいろんな連絡をとる。75歳も過ぎた母は携帯のメールを簡単に操作する。
ありがたい事だ!

電話は(特に固定)電話口まで出てもらって、そして時間までも束縛する。 急な用でなければメールでいいと思っていた。お互いの時間の空いた時にやり取りすればいいことだから…

こんなデジタルな時代に手紙が1通届いた。
それもMoeさんに…
20を過ぎて数年しかたっていない若者の彼女に手紙…。
なんてミスマッチなんだろう、と思う 。




親しい男友達から。
こんな時代の手紙、それしかコンタクトを取るすべがない環境にいる友人。

だいたい彼は携帯電話すら持つ事を禁じられ、手紙のやり取りができる事自身が奇跡だと思うくらい近くて遠いところにいるのです。

別れの日、よかったら手紙出して…って、言われたその一言に少しの安堵を覚えたのを思い出すなぁ。

そして初めての手紙。
沢山の思いが詰まった手紙を郵便屋さんが届けてくれた。
郵便屋さんって本当にありがたい!

手紙のいいところは、まず書きながら自分の気持ちも確かめられ、相手を思いやる事もでき言葉を選ぶ事もできる。
まして、メールのように宛先を間違えてポチッなんてした時には目もあてられない…郵便ではそんなことは100%ありえない。
そして一番は字を書くという行為。
気持ちを字に投入することが出来るのもステキだ。
ここ何年、じっくりと人に手紙を書いた事があっただろうか?

こんな便利な時代だからこそ、手紙の大きさ重さを痛感するのだろう。
そして彼に出す返事には我が家の家族それぞれが思いをこめてペンを走らせた。
なんて分厚い手紙だこと!^^;

1人頑張るそんな友人を、息子のように思えるのはきっときっとその手紙がそんな気持ちを運んで来てくれたから。。

今日投函すると届くのはいつかな?
メールばかりの私は、数秒で届くメールとのギャップを思い知る。
先輩の目に留らずにちゃんと手元に届きますように…

こんなアナログが逆に新鮮に思えるそんな時代なのでしょうか…

文を認める(したためる)なんて言葉に心が響くのは、若者が社会に出ていろんな壁にぶつかり歯を食いしばって頑張る姿が健気にも見え、いじらしくも見え、誇らしくも見えるからでしょうか…。

1通の手紙がいろんな事を伝えてくれた。
そんな嬉しい日なのでありました。

4 件のコメント:

もたい さんのコメント...

無事に封書が彼の元に届くといいね。
私はけっこう筆まめな方だったけれど
今では仕事がらみでないと書かなくなったわ。
受け取った人が恐縮しちゃってるのをみると
どうしたものかと思ってしまう。
相手の負担になるのも・・・だし・・・

hiroko さんのコメント...

もたいさんへ

はい!無事に届くといいです!
結構上下関係が大変そうなのと、栄養バランスが悪く体調崩したそうす。ーー;
どんな食生活なのでしょうか…

匿名 さんのコメント...

修行って・・
どのお坊さんもみんな?よね?
どーも違うなうちの近所のお坊さん^^;

昔はみんなこうでした・・
すごく解ります。
胸が痛い気持ちも!
oggi

hiroko さんのコメント...

oggiさんへ

多分修行僧のときはみな同じなのでは…

脚気になっちゃったのですって!!